Admin   *   New entry   *   Up load   *   All archives

〜東日本大震災被災地の子ども達にキャンプを贈る会〜

被災地の子ども達を、ハーモニィセンターのキャンプにご招待して目一杯元気になってもらいたい!という気持ちを軸に 作りました。被災地の子ども達はハーモニィのキャンプがなくても困らない。でも、ないよりも、あった方がいいに決まってる。子ども時代にハーモニィのキャ ンプがあったら、きっともっともっと強く生きられる。ハーモニィのキャンプは最高だからー。

【南相馬市真野小学校!のお話 その3〜黒木さんと濱名さん〜】 

ひまわり01

みなさん、こんにちは!
前回の続きです。

被災地をみた衝撃で、すっかり気持ちがしぼんでしまったわけですが、
その晩、まだまだ考えは巡り、気持ちは揺れました。

こんなになっているところに、どんなことを持ってきたって
どうしようもない
じゃないか・・。。

でも、だから、何もしないってことにしていいのか? 


自問自答のはじまりです。

“何もしないってことでいい。だって、あんなだもの。仕方ないじゃないか“
っていう自分の声と、それとは反対に、”それでも、きっと何か、
できることがあるはず”という、また別の自分の声がありました。

何かしたいんだ っていう自分の声をたどっていって、じゃあ何をしたい?
何がしたい?にたどり着くと、やっぱり、”キャンプと子ども達”
に行き着いて
しまいます。

“私は、ほんとにやりたいんだなあ〜”と思いました。

やりたい自分に向き合っていってみると、、こんな思いが沸いてきました。

どうせ何をやっても大したことにならないんだったら、”大したこと”と
思わずにやればいいじゃないか。”大したことじゃなくたっていいじゃないか”


なんとなく、”やってみるか”の方向にいきながら、その晩に出せた答えは、
“大したことにしないで、ひとまず、なんとかやってみようか”でした。

・・今思えば、あれを見て、あんなに沈んだ気持ちだったのに、
よくそんな風に思ったもんだなあとつくづく思うのですが、ここに
たどり着く前も、長い長い葛藤の時間があったので、やりたい気持ちが
全くなくなることがなかったんですね。。

“大したことにしないで、ひとまず、なんとかやってみる”ということが
どういうことかというと、”周りを巻き込んだりしないで、私一人だけの
力でできるだけをやる。まず、子どもを一人キャンプに送り出そう、
一人やって喜んでくれたら、次の二人目のために頑張ろう”
ということ。

メラメラと大きく燃えあがっていた気持ちの炎が、被災地をみて瞬く間に
しぼみ、次に、小さなキャンドル1本分くらいの小さな炎になって、
”私一人だけの活動としてやってみようか”になりました。

次の日。朝起きて思ったこと。
“子ども達に会いたい”。

でも、どこにいったら会えるのかが、全くわかりませんでした。
道を歩いている子どもにいきなり声をかけるわけにもいかないし、
実際、町で子ども達の姿をみかけることがほとんどありませんでした。

とりあえず、牧場にじっとしていても会えるわけがないので、
自分から出かけていこうと、外にでることにしました。

南相馬の市の職員さんとか、ここの状況を把握している大人に
会おうと思い、まだ閉鎖はされていなかった、市のボランティアセンターに
いきました。

さて、誰かいないかなあ〜と探しましたら、”南相馬市
社会福祉協議会”
と書かれた看板がたっている部屋がありました。

福祉のお仕事をされていらっしゃる方だったら、一生懸命
お話すれば、きっと聞いてくださるにちがいないと思いました。

こんにちは〜!と、思い切ってドアをあけまして、、そこにいらした
主任生活支援相談員の黒木さんと、職員の濱名さん、お二人と
お話させていただきました。

黒木さん名刺


かいつまんで、なぜここにきたのかという話をすると、相馬の子ども達の
ことをおもってくれてありがとうございますと、あたたかい一言。

黒木さん、濱名さんは、そのとき、仮設住宅に住んでいらっしゃる
方々のケアを主にされていらっしゃいました。チームを組んで、
仮設住宅を一軒づつ訪問し、”何が必要か””何に困っているのか”
伺って、それを提供できる場所・人につなぐ
ことに力を
尽くしていらっしゃいました。

年配の男性で一人で、仮設に入っている方が大変なのよ〜と
おっしゃいました。女性は、有る程度の社会性が身についていて、
女性同士集まると、すぐにうち解けられるのだけれど、男性は
そうはいかない。そもそも仕事場でなく、人が集まるところに
行かないし、いっても友達なんか作れないのよ。
でも、一人では寂しいし、不安なのよ・・と。

各家庭ごとの単位でなく、家庭の中でも、ひとりひとりに
必要なことが違うでしょう・・。

私が伺った9月はじめのころ。3月から半年たっているわけですが、
まだまだ遅遅として進まないいろいろなことがありました。

福島は、津波被害に加えて原発のこともあります。

原発のことばかりはね〜、国とか、もっと大きなところで早く
ちゃんとしてもらわないと、、。住民のみなさんの不安、焦り、
心配
、、それらをみんなひっくるめて、肌で、耳で感じている
お二人のご苦労は、大変なものだろうと容易に想像できました。

大変なのは、もちろん、子ども達だけではありません。
大人だって子どもだって関係なく、誰もが、混沌の中でした。

濱名さんがおっしゃいました。
“今していることが、ほんとうに、社協(社会福祉協議会)の仕事。
これがほんとうの、社協の仕事だよね”。

どれだけ混沌の中にあっても、そこで生活している方々が、
”自分の役割を果たし、できることをきちんとしている”という姿が
ものすごく力強くみえました。

・・そんなお仕事で出会ういろいろなお話をしてくださいながらも、
私のお話も、きちんと聞いてくださいました。

  ・ここの子ども達のことが気になって気になって、やってきたということ。

  ・学生時代にお世話になっていた牧場が鹿島にあって、そこに今
   お世話になっていること。

  ・日本に住んでいないので、何度もここにやってくることができず、
   離れていても何か力になれることはないかと探していること。

  ・今年の夏にあったような子どもキャンプの企画を考えてみていること。

  ・果たして、そんなことを持ちかけられる状況なのかわからず、
   もしかしたら、はた迷惑なことかもしれないのだけれども、
   なんとか子ども達や、親御さんたちにあってお話がしたいこと。

  ・でも、どうやって探したらいいのかわからないのだということ。。

じーっと、お二人で私の話を聞いてくださいました。

そして、それならば、小学校を訪ねてみたらいいとアイディアを
くださいました。

お二人で、少しの間、お話されたあと、学校が津波の被害
うけて、生涯学習センターっていうところで授業をしている
真野小学校というとこだったら、子ども達とも親御さんとも
会えるのではないか
と。
そういって、すぐにお電話をかけてくださいました。

ひまわり02


親戚のおじさんのお家に電話をかけているかのように、
あたたかい言葉で、先方とお話してくださって、
“私”の用件を伝えてくださり、受話器を渡してくれました。

電話の向こうは、年配の男性。再び、じーっと私の話を
聞いてくださって、”それならば、午後2時とか3時とかに
ここに来てみたらいい。今、真野小学校は学区外で
授業をしているので、学校帰りは、親御さんが学校まで子ども達を
迎えにくるから、その時間にきたら、子ども達にも親御さんにも
会えるでしょう
”と。

そして、住所と電話番号を、改めて教えてくださいました。

”よかったね〜”と、ニコニコ顔の黒木さんと濱名さん。

突然の訪問にもかかわらず、仕事の手をとめ、
色々お話してくださって、つっかえつっかえの
私の話を真剣に聞いてくださって、次の一歩に導いて
くださった黒木さんと濱名さん。

“ここにはいろいろな人がくるのよ。
必要な人、必要な場所のところにつなぐのが、私たちの
仕事だから
・・”というお二人の笑顔。
ステキでした。。

このお二人と過ごさせていただいた時間が、
消えそうで消えないくらいの小さな小さな炎だった私の気持ちに、
芯のようなものをいれてくれた気がします。

部屋の扉を開けたときの緊張感も、部屋を出るときの
あたたかくなった自分の気持ちも、よく覚えています。

あのとき、このお二人との出会いがなかったら、この活動は
もっと別な形になっていたかもしれません。

今、このブログを読んでくださっているみなさんとつながるための
一歩一歩は、こうしてできてきました。

ほんとうに、最初から、ずーっと、一歩一歩でした。。

でも、どの一歩も、ほんとうに、あたたかで、
いつも、次につながる一歩でした。。

さあ、いよいよ次は、真野小学校の子ども達との出会いです!(やっと・・!(笑))

続きは、また明日♪


*今日の写真は、南相馬市のひまわりプロジェクトからおかりしました*

カテゴリ: みなさんへ

コメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://20ogpika.blog.fc2.com/tb.php/83-de988177
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

最新トラックバック

このブログ上の写真(キャンプの写真のみ)は、財団法人ハーモニイセンターの 許可を頂いて使用しております。転載はご遠慮ください。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード